2020年4月26日

metaタグやmetaキーワードについて

SEO対策はホームページを持っている人はみんな知っていますよね。SEO対策とは特定のキーワードで検索しているユーザーに検索結果で上位表示させてアクセスを集める手法です。その中でも今回はmetaタグやmetaキーワードについて紹介したいと思います。

metaタグとは?

metaタグとは記事コンテンツの情報を検索エンジンやブラウザに伝えるための情報です。

ツイッターやラインなどを見てみれば分かるのですが、リンク先の内容が表示されるものと、リンクを開いて見なければ内容が分からないものがありますよね。一方にはmetaタグが記述されておらず、SNSにシェアされたリンクはURLしか記載されていない場合、クリックされることは少なく、ターゲットとなるユーザーを確保しづらいのです。ですが、metaタグを記述しておけばインターネット上や記事コンテンツの読者に「この記事にはどんなことが書かれているのか」ということを伝えることができます。

metaタグがあるかないかではどちらが読んでもらいやすくなるか分かるのではないでしょうか。SNSでシェアされた場合でも記事コンテンツの大事な部分を伝えることができるので、すぐに良いたことが分かります。そうすることで、注目されやすくなり、たくさんの人々に読んでもらいやすくなります。

metaキーワードは現在では一切効果がない?

以前はSEO効果があったmetaキーワードが効果がなくなってしまった理由は検索エンジンの技術が向上してきたことがあげられます。ウェブサイト制作者がmetaキーワードとしてそのページの主要ワードを記述しなくてもクローラーは何が重要であるかを判断できるようになっているので、現在ではあまり効果がありません

また、metaキーワードが不要になった背景には、metaキーワードを悪用するウェブサイトが増えたことが挙げられます。これらの理由があり、metaキーワードはSEO対策としては意味がなくなってきてしまっています。

本当に意味がないのか?

効果がなくなってしまったといわれていますが、本当にまったく効果がないのかと言われると「効果はない」と言わざるを得ません。現在の日本においてはSEO対策はグーグルのガイドラインに準拠していれば同時に検索エンジンを提供しているヤフーでも同じ効果を得ることができるからです。グーグルとヤフーさえあればSEO対策は問題がありません。悪用されるというリスクがありながら絶対に利用しなければいけないとまでは言えなくなってしまいました。

metaキーワードは設定したままでいいの?

このように、metaキーワードを設定している人もたくさんいると思いますが、効果はないということは理解できるかと思います。ですが、設定したままでも何か問題があるのかというと、それは問題ありません。

設定されたままでも無視されるだけなので、SEO上では何の問題もないのです。ただ、headタグが長くなってしまうと少なからずページの表示スピードに悪影響が出てしまうので、無駄な記述はなるべく減らしたいところです。今すぐmetaキーワードを取り除く必要はありませんが、リニューアルの際などに削除してみるのもいいですね。

metaキーワードはいつごろ効果があったのか?

2000年代ごろ、グーグルの検索エンジンがまだそこまで制度が高くなかった時代、このメタキーワードはクローラーがページの内容を理解することに一役かっていました。そして、検索上位に表示させるために悪用されることが多くなり、グーグルはそういった悪質なSEO対策に対して検索エンジンのアップデートを繰り返していたのです。

そして、検索エンジンは日々性能を向上させていくので、現在はこのmetaキーワードを使うことなく技術の向上からページの内容を読み取ることができるのです。つまり、さまざまな過程から利用しなくなったのですね。2000年代なので少し前までは使われていたのですが、現代ではあまり利用されていません。まったく意味がないとは言わないですが、重要視はされていないということですね。

まとめ

metaタグ、キーワードについて紹介しました。近年ではあまり使われていないので、知らないという人もたくさんいるかもしれません。ですが、2000年代ではよく使われていました。しかし、近年では、グーグル検索エンジンが優秀になり、2010年ごろから言語を理解できるようになっており、徐々に使われなくなりました。制作者側からキーワード提示をしてもらわなくてもグーグル側で理解ができるようになったことで重要性がなくなりました。また、悪用されすぎたというのも使わなくなった理由のひとつです。今はグーグルなどが優秀なので、SEO対策も前ほどは大変ではないので、metaタグという言葉だけでも覚えておきましょう。

変化に合わせて最新の方法を使っていきたいですね。