2020年4月28日

SNSで効果的に配信してアクセスアップに繋げるポイント

今やSNSは話題性にも生活的にも業務的にも欠かせない一つの手段で、多くの自治体もSNS等を利用して情報を発信している時代となりました。このような時代において、SNSを利用しない手段はありません。

SNSが注目されている理由としては、若者を中心に多くの世代が利用していると言うポイントがあります。若者から発信される内容は、更に多くの若者を動かすことにも繋がりますので、非常に有効な手段です。

SNSごとの特性を理解して利用する

SNSを利用して情報発信して集客を目指す上で重要なことは、SNSごとの特性を理解して利用することです。現在多くのSNSがありますが、その中で主要なSNSであるTwitter、Instagram、Facebookについて考えてみます。

Twitterはニュースでも多く取り上げられる通り、個人利用のみでなく政府機関や各地方自治体も積極的に活用して情報配信しています。リアルタイム性が高じて、特に緊急時では大手ポータルサイトよりTwitterの方が早く情報を入手できるようになってきました。

また多くのユーザーと芸能人、そして、圧倒的に若者に支持されていると言うポイントもあり、宣伝媒体としても積極的に利用すべきSNSであると言えます。サイト1つに対してTwitterアカウントを1つ持ち、最新情報を配信してサイトに誘導することは一般的になってきました。

写真や動画が主な投稿となるInstagramは、若者の中でも特に女性利用者が多いSNSで、特に女性をターゲットにした内容であれば、Instagramで配信することも重要です。Twitterがどちらかというと情報なのに対し、Instagramは目で見て伝えるメディア的な役割を持ちます。

次に大事なSNSとしてFacebookがあります。今や若者はFacebookを利用しないと言われつつありますが、30代以上の大人による利用者はまだ多く、実名で生年月日や利用地域など個人に近い情報を多く持つサービスのため、広告を出稿するにもセグメントを明確にした出稿が可能なのが大きなメリットです。また、Facebookは海外での利用者が特に多く、海外のユーザーをターゲットとする際には外すことの出来ないSNSであると言えます。

Twitterは「情報全般」、Instagramは「若者、女性」、Facebookは「30代以降」

検索サイトとしてのSNS

これまでのインターネットの使い方といえば、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで知りたい情報を検索し、サイトやブログを閲覧する流れが主流でした。しかし現在、このインターネット上での情報収集が検索エンジンからSNSに移行しつつあります。

実際に東南アジアをはじめとして諸外国ではFacebookで情報を検索し、企業もホームページ=Facebookページとして、FacebookページのURLを広告や名刺に記載することが珍しくありません。日本国内でも、若者はTwitterやInstagramで情報を得る方向になりつつあります。そのため、今後のアクセスアップを考える際にはSNSの活用は避けては通れないのです。

「検索エンジンで検索」から「SNSで検索」に移行してきている

SNSだけではなく、併用してブログ等も使用すること。

SNSで幅広い情報配信をすることは必須条件でありますが、SNSに付随する形で、ブログも効果的です。個人のブログを立ち上げて情報を配信することで更に成果をあげることができることに繋がります。

その会社専用のブログで悩み等を共有することでも、社員の悩み等をオープンにして、それを解決する形で、配信できたり等すれば、会社としての評価も上がることになると思います。

SNSでは時系列での管理、カテゴライズ、レイアウト構成など、しっかり読んでもらうようなコンテンツを構築するには不向きです。ブログを運用して情報をしっかり蓄積し、その最新情報通知のためにSNSを使う、というように目的に合わせた利用が重要なポイントです。

SNSは、通勤時間等少しした時間でも見ることができる優位性

ブログの記事は情報が多い分、ユーザーからすると、見るのに時間がかかりますが、SNSでは、移動時やちょっとした隙間時間に見ることができるのが、重要なポイントです。SNSちょっとした移動時間や、10分休憩の時間等に、スマホを片手に閲覧するユーザーがいるので、見てもらえるきっかけとしては通常のウェブサイトより多いと言えます。

SNSからYouTubeにもつなげること。

若者のテレビ離れが加速している状況で、YouTubeだけを見ているという若者が多くなっている現状があります。YouTubeは、今までにやったことがない企画や、チャレンジ動画等の企画が非常に人気であり、YouTubeで生計をたてている「ユーチューバー」も、なりたい職業ランキングに入るほどになりました。動画コンテンツの企画が可能であれば、YouTubeにチカラを入れるのも良い手段であると考えられます。先ほどのブログを応用すると、ブログに動画コンテンツを文字情報も併せてアーカイブし、SNSで新着情報通知、動画自体はYouTubeにアップロード、とすることで、円滑にアクセスアップに繋げられるかと思います。

以上、SNSで効果的に配信してアクセスアップに繋げるポイントでした。