都道府県コード、市区町村コードでは公開されているフリガナが半角カナだったり、検索の機能を実装する時に半角と全角で入力されるスペースがバラバラだったり、という日本語特融の「全角と半角」問題に直面した時。そんな時に役立つのが相互に変換するための関数「mb_convert_kana()」です。
mb_convert_kanaの基本的な書き方
基本的な書き方は以下の通りで、文字列を変換オプションのルールに基づいて変換して返却する、という処理になります。
mb_convert_kana( '文字列', '変換オプション', '文字エンコーディング' );
第二引数の変換オプション
第二引数に指定できる変換オプションは以下の通りです。
オプション | 説明 |
---|---|
a | 全角英数字を半角英数字に変換する |
A | 半角英数字を全角英数字に変換する |
c | 全角カタカナを全角ひらがなに変換する |
C | 全角ひらがなを全角カタカナに変換する |
k | 全角カタカナを半角カタカナに変換する |
K | 半角カタカナを全角カタカナに変換する |
h | 全角ひらがなを半角カタカナに変換する |
H | 半角カタカナを全角ひらがなに変換する |
n | 全角数字を半角数字に変換する |
N | 半角数字を全角数字に変換する |
r | 全角英文字を半角英文字に変換する |
R | 半角英文字を全角英文字に変換する |
s | 全角スペースを半角スペースに変換する |
S | 半角スペースを全角スペースに変換する |
V | 濁点つきの文字を1文字に変換する |
第二引数は以下のように複数指定できます。date関数のような感じですね。
mb_convert_kana( ‘文字列’, ‘as’, ‘utf-8’);
以上、全角と半角を相互変換する「mb_convert_kana」でした。