2019年12月18日

赤色系統の十字をデザインに使用すると法的に怒られるかもしれない件

十字のカタチって、神秘的だったり安心感だったりといった印象や、バランスの取りやすさなどもあり、デザインとして使いやすい形状の一つですよね。ウェブサービスを考えるにあたって、ロゴを作成する際にも、使用することもある十字。しかし、この十字のデザイン、使用すると違法になる可能性がある事をご存じでしょうか。

「赤十字」はジュネーブ条約で守られた意味のあるマーク

十字のデザイン全てが違法になる、というわけではありません。ではどのような使い方で違法になるのか。それは「赤十字」というキーワードがポイントになります。

「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」として法律も定められていて、wikipediaでは以下のように書かれています。

赤十字等の標章及び名称等をみだりに使用してはならないこと(第1条)、使用できるのは日本赤十字社(第2条)、及び、その許可を受けた者(第3条。都道府県支部及び市町村分区・奉仕団など所属ボランティア及び日本赤十字学園を想定している)のみであること、みだりに使用した場合は懲役または罰金刑に処されること(第4条)を規定している。

出展:wikipedia

赤十字の意味とは?

使用が認められている日本赤十字社が配布している資料によると、以下のように書かれています。

赤十字マークは、戦争や紛争の時に保護するものを表すマークです。

出展:日本赤十字社

赤十字を掲げている病院や救護員には絶対に攻撃を加えてはならない。赤十字はこのような役割があるため、誤認させるような使い方はダメ、という事ですね。そして禁止されているのは赤十字だけではなく、赤新月とレッドクリスタルという形状も、使用が禁止されているそうです。

赤くなければ良いの?

サービスの内容を考慮すると十字をデザインに取り入れたい、じゃあ赤くなければOK?かというと、誤認を招く範囲の使用はダメなようです。具体例として、以下のような記述がありました。

赤色系統の色を使用した十字マーク

十字が傾いていたり、長さや形状を変えて図案化されていても類似となります

とはいえ、スイスの国旗やヘルプマークが違法というわけではなさそうなので、他の色だったり、反転させたり、あくまで誤認を招くようなデザインでなければ良いのかもしれませんが、極力「赤色系統の十字デザイン」は避けた方が無難かと思うところです。

赤色系統の十字をデザインに使用すると法的に怒られるかもしれない件でした。

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